佐伯市で家を設計して建てる日記

佐伯市で家の設計と現場監督を楽しみながら行う毎日です。子育て世代の家づくりをサポートするパートナー。家づくりのアドバイザー 一級建築士 一級建築施工管理技士 

床下断熱と構造用合板

鶴岡の家

床下の断熱工事が完了したので

28㎜のブ厚い構造用合板を敷いていきます。

yukadan30.jpg

ブ厚いとはいえ水に濡れると弱い素材ですので

屋根や壁が出来た後に敷き詰めていきます。

しかしこれは、はっきり言って効率の悪いやり方です。

柱や間柱、筋交いがある室内で重くて大きな構造用

合板を敷いていくのは大変な労力がかかります。

効率を優先するならば、屋根も壁も無い時点で

この構造用合板を敷き詰める方法もあります。

yuka.jpg 

合板の表面に両面テープ付きのビニールシートを

貼るので雨が降っても濡れにくい状態には

出来ますが完全に防水できる訳ではありません。

雨に弱い構造用合板を

屋根や壁が出来る前に敷く方法と

屋根や壁が出来た後に敷く方法・・・

どちらが家の為に良い方法でしょうか?

我々は毎日家づくりを行ってますが

クライアント様にとっては一生に一度の家づくりです。

効率が悪くても、クライアント様の家の為になる方法を

選んでいきたいと考えています。

※床合板を先に貼る方法を否定している訳ではありません

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