屋外の木造階段
以前、アパートの屋外に取り付けられた木造階段が崩落し住人の方がお亡くなりになる事故がありました。
そもそも屋外階段を木造で造る事自体が危険です。
鉄骨でも経年劣化で腐食しますが、木造の方が耐用年数は短いでしょうね。
申請に通ればいい程度の図面しか描かない現場を知らない設計者、
図面通り施工すれば自分に非は無いと考える現場に来ない現場カントク、
それに対して異議を唱えない職人。
無責任の連鎖の産物です。
異業種参入などで安普請な建築が量産され続けています。
建築施工管理技士資格すら持たない、御用聞きのような現場カントク。
安普請な為に業界の給料水準も上がらす若い監督や職人が離職していく
など多くの問題を抱えているのが建築業界の現状です。
そんな中2020年に見送られた省エネ住宅の改正が2025年には復活するとか?
また構造計算の義務化の動きもあるようです。
これから先は断熱性能や構造性能の良い家を設計施工する事が当たり前になる建築業界であってほしい。安普請も一部に需要はあるでしょうが、そのような家が減れば不幸な事故も減るのではないでしょうか?
家の価格は上がりますが、断熱性能の良い家は光熱費が安くなりますので20年30年先まで考えるとお得になります。
構造の性能が良ければ地震の際にも倒壊しにくく住む人の生命や財産を守ります。
作る側の工務店と住む側の施主様
お互いがWinWinの関係であれば建築業界の未来は明るいものになると思います。
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