突然すぎる別れ
2017年12月6日、寒い寒い日の夕方
工房で飼っていた雑種犬のハナが天国に旅立ちました。
ワタシは誰も居ない工房の隅で子供のように泣きました。
帰宅しても涙が止まらず・・・酷いモノです。
2011年、東日本大震災の数ヶ月前
真冬の寒い寒い日に国道沿いに捨てられていた
雑種犬を親父が拾ってきました。
前の飼い主に虐待を受けていたようで
常に怯えた目をした
痩せこけて手並みの悪いコでした。
数ヶ月すると、まるまると太り毛並みも
ツヤツヤで元気になり、目を輝かせながら
じゃれついてくるようになり
時々脱走しご近所の家でエサを貰ったり、
誰からも可愛がられていました。
工房では歴代、犬や猫を飼っています。
貰ってきたり、拾ってきたり・・・基本雑種
14～5年で老衰で天国へと旅立って行ったので
ハナとも、10年は一緒に居たいなぁ・・・と
考えてましたが
早すぎる別れです。しかも突然の別れ
ハナは昨日から急に元気がなくなり、
大食いだったハズなのに
食欲もなくなる有様・・・
一日安静にして様子をみていましたが、
回復の兆しは無いので、獣医さん所へ
連れて行き入院する事に・・・
午後から急に容態が悪くなり手術を行いましたが・・・
夕方には息を引き取りました。
急すぎますよね。
元気になって帰ってきて、
また一緒に走り回りたかったのに
主の居ない工房の隅のエサ入れの容器に
ドッグフードとジャーキーを山盛りにし
一人で子供のように泣きました。
その時、工房の入り口付近からガザガザ・・
と足音が聞こえました
誰か来たのかと思い涙を拭いて入り口見ましたが
そこには誰も居ません・・・
信じてもらえないかもしれませんが、本当の話です
夜、両親がハナを獣医さん所から家に連れて帰り
ご近所の人と、ハナを囲んでみんなで泣きました。
突然すぎる別れですけど、
この６年間ハナはきっと幸せだったと思います。
ハナはどこから来たのか？
最初は誰に飼われ、どんな酷い目に
遭って捨てられていたのか？
それは誰にも分かりません。
天国ではハナの先輩達が
待っててくれているでしょうから
ミミ（柴犬） ジャッキ（チャウチャウ犬？）
コテツ（雑種犬） タマ（雑種猫）
賑やかだと思いますきっと・・・
だから寂しくないよね？
ワタシも親父も職人さん達も近所の人達も
しばらくは寂しい思いをしますが
どうか心配しないで、空の散歩をしながら
見守っててください。
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