OPAMからアートプラザ (後編)
大分県立美術館OPAMにも行きました。コチラは比較的空いてます。
2015年開館の特徴的な木組みのデザインの壁は・・・残念ながら木の乾燥収縮が進んでおり6年でスキマだらけになってます。
構造上重要な部分ではないのでスキマが空いても問題はないでしょうけどね。
そう考えると築141年の古民家の木組みはスキマ無く組み合わされており、141年前の匠の技術力に驚かされます。
地元の山の良材を選び抜いて伐り、十分に乾燥させたものを使用したと推測されます。
最後はアートプラザへ
この建物は大分出身の有名な建築家の先生の作品です。
現場の人間としては、建築物を作品と呼ぶのは抵抗があるのですが・・・(笑)
特徴的な梁?どうやって型枠を組むのでしょうか?
プレキャストで製作したものをドッキングさせるのかな?
木造建築物がメインのワタシには分かりません・・・
内部は迷路のような間取り・・・
出入口が狭いので火事や地震の際に避難しにくそうです。
3階は先生の作品の模型が多数展示されていました。
ワタシが模型製作で使用するスチレンボードではなく木製の模型です。
かなり精巧に造られています。
キレイにカンナが掛けられペーパーで磨かれクリア塗装されたと思われる木を使用しているようです。(触れないので分かりませんが・・・)
これは木製模型専門の職人さんが居るのでしょうね。
貸し切り状態ですが撮影禁止なので画像はありません。
3階の受付付近には建築関連の書籍が多数置かれてますが、コロナ禍なので閲覧禁止だそうです。残念!
コロナ収束後に、また来たいですね。
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