床下をキレイに
こんばんは川合工務店一級建築士事務所の現場カントクりゅうじです。
「キッチンの後ろにスタディーコーナーのある家」の内部の床下地を工事中です。
一般的には上棟の前に床下地の合板を全面に張る工法が多いですね。
メリットは作業時の足元が安定するので安全である事と
作業効率が良いのでコストを抑えられる。
デメリットは雨が降った際に浸水する危険性がある。
下地合板に防水シートを貼り付けますが完全防水とは言えません。
床下の基礎部分にも浸水するとコンクリートが吸水する為、乾くのに時間がかかります。季節によっては床下でカビが発生する危険性も・・・
配管設備職人から聞いた話では、某メーカー住宅の床下では実際にカビが繁殖し、工事途中で施主からクレームが出て床の下地合板を総取り換えした事例もあります。
手間とコストはかかりますが、屋根や壁が出来てから床下地工事にかかるのがベターだと言えます。基礎工事完了から日数が経過しているのでコンクリートの水分も大分抜けてます。
基礎工事完了後1年ぐらいはコンクリート内に水分が残ってるらしいですが、床下は基礎パッキンで通気させているのでカビの繁殖は起きないと考えられます。
まず床下のゴミをキレイに清掃
次に厚い断熱パネルを隙間なく入れ脱落防止の金具も忘れずに
最後に28mmの構造用合板を取り付けます
N釘75mmを150mm間隔で固定チェック
これで安全に歩けるようになったので、日曜日はお客様と現場打合せできます!
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大分県佐伯市弥生 川合工務店一級建築士事務所ブログ
「OPEN LIFE 家を設計して建てる日記Ⅱ」
作成者 代表取締役 川合竜二