喜ばしい事なのですが心配な事も
定期購読している建築専門誌が届きましたので
パラパラと読み進めると気になる記事が・・・
記事のタイトルは、4号特例廃止の動き。です。
何のこっちゃ?思われる方が殆どだと思います。
詳しく知りたい方はググってみてください
頭の良い人が詳しく解説してくれています。
(丸投げ)
このブログではザックリと説明します。
現在、普通の木造住宅レベルの建物は構造計算が不要です。
4分割法と言う筋交いの配置計算がありますが
あれは構造計算ではありません・・・
今後法改正で一定以上規模以上の住宅は構造計算が必須になる可能性があります。
数年前の省エネ基準の改正の時のように、対応できない工務店が
多く改正が延期される可能性も大ですが(笑)
ワタシとしては構造計算必須は喜ばしい事です。
安普請で棟数ばかり稼いでいる工務店が淘汰される事や
異業種参入の素人みたいな連中が家を建てる事が困難になるのは
不幸な施主様が減る事につながりますからね。
工務店の下請けで申請が通ればいい程度の業務をしている
設計事務所も淘汰されるでしょうから、これも歓迎♪
心配なのは、1件の設計業務に関わる労力が増えるので設計料が上がる事
建物全体のグレードが上がるので資材高騰の中、住宅価格がさらに上昇し
家を購入できる人が減る事ですね。
お客様が減れば、良質な建築に携わる職人も減る訳で
後継者不足はますます深刻になり
長期的に見れば地域の家を守る人も居なくなります。
10年以上前にも、法改正で建築確認申請の提出書類がかなり増えた事があります。
これにより全国で申請件数がダウン、着工数も激減し官製不況などと言われた事もありましたね。
その後、再度の改正で簡略化されました。
法改正は諸刃の剣なのかな
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