ひとつひとつ丁寧に
集合住宅（アパート）の屋外階段が崩落した事故の報道がありましたね。
被害に遭われた方のご冥福をお祈りします。
改めて建物を造る事の責任の重さを痛感しています。
自論ですが、1棟に複数の部屋がある集合住宅（アパート）は木造で造るべきではないですね。ただし平屋なら地震や火災での非難が比較的容易なのでこの限りではありません。
今回の事故物件は、階段は鉄骨造ですが雨ざらしになる部分の踊り場が木造だったと報道されています。集合住宅の階段の踊り場を木造にする事自体理解に苦しみます。
木造とはいえ雨ざらしになる部分はＦＲＰなどで防水されています。しかし完全防水ではありませんからね・・・そのような部分には屋根や腰壁を付けて雨に濡れにくい床構造にする事が重要です。
過去に雨ざらしの広いバルコニーの木部が腐食した物件を修理した事が数回あります。
これは本当に人命に関わります。
（もちろん弊社が建てた家ではありません。）
ワタシは完璧な家を建てる事が出来ません。ミスや間違いを起こす事もあります。
それを防ぐには毎日現場に行き各部のチェックをし、ひとつひとつ確実に行うしか方法はありません。
現場に行ってる時間が長かったり、各種緊急レスキューなどで設計等が遅れ気味になりお客様にはご迷惑をおかけする事もしばしばです。
設計を下請け事務所に依頼したり、カントク業務も他社に委託すればスピードも効率も上がるのでしょうけど、それが出来ません。
常に自分の目のいきとどく範囲で家を建てたい。
ただの自己満足でしょうけど(笑)
明日は祝日です。現場はお休みなので設計と見積を行う時間が取れます ♪^^) _旦~~
限られた時間を有効に使わなければなりませんね。
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