無駄な努力かもしれません
新築やリフォームを行う場合いくらかかるのか?
を計算した書類が見積書です。
過去の新築工事で競合他社の見積書を見て驚いたのは
1枚の紙に、小学生レベルの計算で
坪単価 x 坪数 + オプション =2000万円
なんてモノもありました。
仮にも2000万円近くする買い物の見積が紙1枚と言うのは
・・・お客様に失礼だと思います。
当然ですがお客様は、その住宅会社に見積の内容を記載した
明細書の提出を求めましたが
なかなか出してもらえなかったそうです。
それもそのはず、明細書を作るには図面が必要です
間取り図ではダメです。
詳細まで描かれた平面図、立面図、断面詳細図、
電気と配管の設備図、建具表、仕上げ表、
敷地配置図、基礎伏図、床伏図、梁伏図、
小屋伏図、屋根伏図
最低でもこれだけ必要になります。
これを描くのに数日間かかりますが、見積最優先仕様で
必要な部分の数量が調べやすいように描き進めます。
あとは基礎工事から内装仕上げや設備関係まで各工事別に
単価x数量=金額を集計します。
これも根気の要る作業で、過去データなどもありますが
住宅は一軒一軒、カタチの違うオーダーメイド品なので
数日間かかります。
そうして作り上げたのが見積書になりますが
競合他社に負けた場合は無駄な努力になります。
住宅の分野ではあまり負けた事はありませんが
負けた時には数日間立ち直れません・・・(笑)
他社のように 坪単価 x 坪数 で表示すれば楽なのですが・・・
先代の頃から、お客様とお金のトラブルが無いのが弊社の自慢です。
それは、詳細まで作成した見積書による効果だと思います。
途中で工事変更が出ても、詳細見積があれば根拠のある数字での
変更見積が可能になりますからね。
楽な道に走らずに、お客様の為の家づくりに励みます。
拍手ありがとうございます!(*^_^*)
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