東に泉 西に湿地 北に水路と山地 床下結露対策 (後編)
床下結露調査の後編です。
これまでの経緯のおさらいです
5/11~14
玄関内部の床にコンクリートを流し込みタイル張り
5/17~18
玄関タイルに結露発生
5/18
床下調査 床断熱材に結露を確認
気温23℃ 湿度86% 天候くもり
5/19
床下調査 床断熱材に結露を確認
5/24
床下に結露無しですが、用意した炭を敷く
上に書いてあるとおり炭を敷く前に床下を調査しました。
なんと!結露してません
5/17~18が特別に条件が悪かったのでしょうか?
何故かはわかりませんが予定通り炭を敷きならべました。
同日にデジタル測定器が届いたので、測定します。
気温22.4℃ 湿度66.2% 快適な状態です。
露点温度(結露する気温)は15.6℃
湿度66.2%のまま15.6℃まで気温が下がると結露する事が予測されます。
5/25
結露無し
気温22.3℃ 湿度66.2% 露点温度15.6℃
5/27
結露無し
気温19.9℃ 湿度76.9% 露点温度15.6℃
6/1
結露無し 床下は快適
ダンプで現場入りしたので測定器を持ってないので未計測
6/4
結露無し 床下は快適 天候は大雨で湿度高い状態
今回は他の用事のついでに調査した為、測定器を持ってなく未計測
炭を敷く前から結露は消えてましたので炭の効果は未確定ですが、元は天然素材ですし悪い物ではないのでこのまま様子見です(#^^#)
玄関の床タイルの結露も発生してません。
しかし5/17日のように玄関を開けた時に湿った暖かい空気が室内に入るとそれが冷たいタイル面で冷やされ結露する可能性は十分にあります。
これは自然現象であり、異常ではありません。
過去に他の工事で、裏山からの湿気で床下のジメジメに悩まされていた家に防湿コンクリートを張る作業を数回行っています。
これらの家では結露は発生してなかったのですが、調査日に結露が無かっただけで条件の悪い日は発生していた事も考えられます。
しかし10年以上経過しててもカビの発生等が無いので、年に数回発生する程度でカビの生育条件までは整ってないと予測されます。
今回の古民家は東の泉から西の湿地帯にかけて家の地下に水脈が通っている事も考えられるので、雨季の間は引き続き調査を続けます。
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