ウッドショックで考えさせられた事
今回のテーマは真面目な話です。
去年のマスクやトイレットペーパー不足の際に、一部のマスコミは商品が品切れ状態の棚を映したり、マスクを買い求める人々の行列を映したり不安を煽る報道ばかり流し続け、本当にウンザリしてました。
今回のウッドショックでも同様に、在庫の無い製材所の倉庫を映す報道や、安い外材中心で建築している工務店とその顧客が困っている様子など・・・不安を煽る報道があり
「またか・・・」と言いながらチャンネル替えてました(笑)
現在はオリンピック関係に時間を取られているので、この手の報道は減りましたね。
実際の現場では木材は流通してますし、仕入れ価格の上昇もありますが良心的な製材所や建材商社と取引していれば大きな問題ではありませんし、価格上昇分をお客様に負担のお願いすると言う最悪の事態も回避できそうな感じです。
幸いにも弊社のお客様も、そのような報道に振り回されずに家づくり計画を継続してくれています。
過去には断熱材の不足、構造用合板の不足
近年では住宅設備機器の不足など、予測不能な事態に見舞われてきましたが、そもそも年間着工棟数が少ないので(笑)なんとか乗り越えてきた感じです。
今回のウッドショックで、木材の価格が高止まりする懸念もありますが今後の国内林業振興の為にも生産者や製材業の方々に価格上昇分を還元できる体制も考える時ではないのかな?
林業の採算性が取れず放置された山が荒れる事で、自然災害が起こっているのも事実ですからね。課題は山積だとは思いますが、このピンチをチャンスに変える林業政策、林業振興を願わずにはいられません。
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